こんにちは!設計部の國生です!
1週間前くらいから、鼻がむずむず、、、目が、、かゆい、、、。
この季節ですね、そう、ありとあらゆるところで『花粉』が舞い踊っています。
テレビのニュースでも花粉飛散を注意喚起していました。
ようやく寒い季節が終わったと思ったらこれです。
私たちに悩みなく過ごせる季節はないのか!と叫びたくなりますね。
ということで本日は住宅の花粉対策についてお話したいと思います!
花粉が家に入らないようにと考えて、一番に思いつくのは、『換気方法』ではないでしょうか??
窓を開けて換気すると間違いなく花粉が入ってきます。
かといって花粉が入ってくるから換気をしないということもしたくない。
安心してください、今の住宅には窓を開けなくても換気のできるシステムが義務付けられています。
24時間換気システムというものがあり、家を建てる際の建築確認申請という申請の際に必ず決まった換気量を満たして審査機関に提出しなくてはいけない決まりになっています。
だがしかー--し!!今回私がお伝えしたいのは換気システムについてではありません!!!
花粉対策で一番に思いつくのは『換気方法』、ただ、一番重要視しなければいけないのは実は、『気密性能』なのです。
気密性能というのはC値(㎠/㎡)という家にどれくらいの隙間があるかの数値で表されます。(換気扇などの計画された穴を除く)
なぜ花粉症対策に気密性能が重要なのか考えてみましょう。
家にどれくらいの隙間があるかをC値が示しているからC値が低ければ低いほど家に隙間が少ないということ。
そして隙間が少ないということは家の中の暖かい空気、涼しい空気が外に逃げにくいということ。
逆に言えば外の空気が中に入ってきにくい!!!
といことです。
下のグラフはC値と計画された給気口からの給気量のグラフです。
さらに、換気システムで外の空気を入れる場合、フィルターがついているため花粉やPM2.5を約80%カットしてくれています。
※商品によっては90%以上のものもあります。
C値であらわされる『隙間』というのはフィルターがないので、ダイレクトに外の空気と一緒に花粉が家の中に入っていきます。
要するに、「ダイレクトに花粉が入ってくるところをできるだけ少なくする」=「C値を低くする」ということです。
ここまでお話しすると、花粉症対策にC値が一番重要であることもご理解いただけたのではないでしょうか?
花粉に悩まされている方は、大前提としてC値の低い家を建てられる会社にお願いすることが重要になるかと思いますので、C値0.5(㎠/㎡)以下を標準としているカスケホームにどしどしご相談くださいませ。
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