こんにちは、設計部の國生です。
入社して1年が経ちましたが、着々と自分の物件が着工、上棟を迎えております。
今回も上棟後の現場についてお話ししたいと思います!
今回の現場は、岡山市のT様邸です。
上棟式では、簡易的な餅投げをし、お子様たちが喜んでくれてとてもいい上棟になりました。
そしてその3日後、フラッと現場に立ち寄るともうアレが施工されていました!
そう、『evoltz(エヴォルツ)』です。
こちらが実際の写真です。
『evoltz(エヴォルツ)』とは、株式会社evoltz(エヴォルツ)が販売している制震ダンパーです。
『制震』というのは、地震の揺れを吸収することで、
『制震ダンパー』というのは、地震の揺れを吸収する装置のことです。
制震ダンパーを建物に施工することで地震の揺れを吸収してくれるため、家の変形が小さくなります。
耐震構造は、地震に耐える回数が増えていくとダメージが蓄積し性能が落ちていくのに対して、制震構造は家の変形を小さくし損傷を軽減させるため、繰り返しの揺れに強いとされています。
余震の多かった2016年の熊本地震の時にその効果が発揮され、制震ダンパーを採用していた住宅の全壊、半壊が大幅に軽減されました。
大きな建物でいうと、『東京駅』『東京スカイツリー』『あべのハルカス』などで採用されている制震構造。
今では戸建て住宅で採用されることが多くなってきましたが、注意していただきたいことが一点。
”『制震』だけで採用しないこと” です。
どういうことかというと、『制震』は『耐震』とセットで考えていただきたいということです。
『制震』だけではそもそも揺れに耐える力が弱いため、何回も揺れに耐えられるという効果を発揮する前に、一番最初の大きい地震で倒壊する危険性が高いです。
そのため、大きい地震に耐えられるよう『耐震』構造にしたうえで、『制震』構造を導入することをオススメします。
ここまで制震についてお話してきましたが、カスケの家は全棟許容応力度計算による耐震等級3を標準としております。
このブログの冒頭でお話ししたように制震ダンパーの施工実績もありますので、ご興味のある方は是非ご相談ください!!
evoltz(エヴォルツ)はモデルハウスで実物をご覧いただけます。
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