山田 真司 自己紹介へ

暮らし方をデザインする

2020/03/25(水) 家づくりのこと

設計の山田です。

「デザイン」というと形を整えるというイメージですね。

言葉自体は特別なものではなく、現在ではほとんどの設計事務所や工務店で使われている言葉です。

カスケホームの考えるデザインは

住まい方、暮らし方をデザインします。


よくある住宅設計は「家事動線」「収納」「部屋の広さ」

に重きを置いて設計されています。

確かに必要な要素であると思いますが、我々は

「どこが1番楽しく豊かさを感じれる場所か」「この敷地にどういった配置であれば1番楽しい場所をより良いものにできるか」に重きを置いて考えます。

例えば上の写真のように中庭を格子とガラスで囲い、大開口サッシで囲むことにより中と外につながり感を出し、
中庭ウッドデッキがセカンドリビングのような暮らし方をご提案できます。

よくありがちな間取りは、大きな四角を描いて浴室など水廻りから決めていき、最後にリビングを決めるというローコスト住宅に多い手法です。

これが間違いということではなく、実際に直下率を上げやすくなり、またこれにより横架材の荷重によるたわみ量が軽減され材料を小さくできる=コストダウンできる、というメリットはあります。

ただ、ここで気をつけたいのが優先順位です。

「デザインと性能とコスト」どちらが優先か。

人によっては、耐震性能は人命と財産を守るためなのだからそれより優先されるものは無い!と言われる方も当然いらっしゃいますが、

カスケホームは「性能は当たり前」で、耐震等級3仕様を標準施工とした上でデザインの提案を行います。

最も重要なのは、新築のきっかけは家族が新しい住まいで新たなスタートを切り豊かな生活で将来へ歩んでいくためであるということです。


そしてその暮らしがより良いものとなるよう暮らし方、豊かさを感じれる住まい方を提案する、

これがカスケホームの「デザイン」です。

「豊かさ」は繊細かつ丁寧な設計に宿ると言われています。

そして奇抜でなくシンプルであること。

尖った意匠の中にも時と共に色褪せていくものもあります。

シンプルイズベストとはよく言ったものですが、

工夫のないデザインではシンプルイズベストではなく無策になってしまいます。
数千万円にもなる住まいがそれではいけません。


私達は一人一人が理想を超えるデザインを目指して挑戦し続けていきます。

 


◆リフォームを長年してきたからこそわかる、新築住宅のあり方
創業明治16年の安藤嘉助商店の注文住宅ブランド「カスケの家」。
デザインと性能にこだわった家づくりをしています。末長く住み続けられる新築住宅をご提案いたします。
 
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