みなさん、こんにちは。
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新築事務の大角です。
設置するか悩む方が多い勝手口。
最近では、勝手口を設置するお家が少なくなっているそうです。
我が家はキッチンに勝手口があるんですが、実際の使い勝手はというと…あまり使っていません。
もしかしたら、無くても良かったのかもと。
が、我が家の勝手口は玄関と反対側にあるため、遠くて不便なことがあったり、物置のモノを取る時など(我が家は勝手口を出てすぐのところに配置しています。)には使用しています。
なので、私よりも主人は使用頻度が高いみたい。
今回はそんな勝手口のメリット・デメリットなどをご紹介させていただきます。設置に悩まれている方は是非参考にしてみてください!
勝手口とは?
勝手口ってなに?
昔は必ずといっていいほど、どのお家にもあった勝手口。
玄関とは別に設けられた入り口のことで、キッチンから外に繋がる出入り口の場合が多いです。
以前は、買い物から帰ってきたら勝手口からキッチンへ荷物を運んだり、ゴミを出しに行く時に利用したりと使用頻度も多かったようです。
家族が使う裏玄関みたいな感じですね。
勝手口のメリット
●ゴミ捨てが楽になる
玄関からの方がゴミ捨てに便利な場合は、勝手口の必要性は感じないかもしれません。しかし、勝手口から出た方が近くて楽ちんなのであればその存在は家事ラクにつながります!
また、ゴミが溜まっていくと置き場を考えなくてはいけません。表の玄関に置いておくと見栄えも悪く、においも気になるし…他人の目につく場合もあるかもしれません。ですが、勝手口があればゴミの保管場所としても使えます。
●自然光が入るし、換気もしやすい
キッチンって窓がないことが多いですよね…。その場合、朝昼も電気を付けなければ暗い空間になってしまうことも。ですが、勝手口があれば日中に太陽の光がたくさん入ってきます。
また、においの溜まりやすいキッチンでは換気は重要。
勝手口があれば、換気扇を動かさなくても短時間で空気の入れ替えが可能!涼しい季節になると扉を開けて風を取り入れながら快適に調理も出来ます。
●荷物の搬入が楽ちん
キッチンでは野菜や水など比較的重いものを使うことが多いもの。
勝手口があれば、買い物から帰って玄関からキッチンに重い荷物を運ぶ手間なく、駐車場からすぐに荷物を持ち込むことができます。
例えば、勝手口を入って土間スペースとパントリーがすぐあれば、靴のまま荷物を楽々運びこむこともできちゃいます。玄関からキッチンまでリビングを通り抜けないといけない間取りだったとしても、勝手口があれば大変便利になります。
●洗濯物干しやペットなどの入室に活用
キッチン近くにランドリースペースがあり、かつ屋外に物干し場などがある場合も勝手口が便利。重い洗濯物を運ぶ手間が軽減されます。
またお子さんやペットが外で遊んで泥だらけになった場合の入り口として使えば、玄関を汚さずに済みますね。
表玄関が汚れちゃったら家事ラクどころか掃除が1つ増えてしまいます。
勝手口があれば、外に通じる出入り口が玄関1つしかない場合に比べて、動線のバリエーションが増えます。
勝手口のデメリット
●防犯対策は必須
緊急時の避難に使える反面、外部からの侵入経路ともなってしまう勝手口。
人目に付きにくい場所にある場合が多い勝手口は、侵入経路として狙われやすいです。
対策としては、
①二重ロックの扉する
②人感センサー付照明を取り付ける
③歩くと音のする砂利を敷く
などがあります。
ちなみに我が家は①と③で対策をしています。
たまに猫ちゃんが侵入してきて砂利の音がする時は『ドキッ』としますが…(笑)防犯意識を持つだけでも違うと思います!
●設置コストがかかる
勝手口を取り付けする場合は費用が必要となります。勝手口の費用は扉の費用と勝手口を上る階段費用が必要。勝手口の扉の大きさが大きいほど費用が高くなります。
しかし、後付けしたいと思った場合、壁を壊す作業もかかるため新築時に取り付けるよりも高額になってきます。また、構造によっては後付けが無理な場合も…
まとめ
今回は勝手口のメリット・デメリットについてご紹介しました!
ライフスタイルや家族構成などによって勝手口が必要かどうかも変わってくると思います。
これから家の裏を使うかどうかも合わせて、ご家族で必要かどうか検討してみてください。
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