安藤 辰 自己紹介へ

高性能でコンパクトな家を選ぶ

2023/01/31(火) 安藤コラム

皆様、いつもお読みいただきありがとうございます。

 

今、新築業界は構造の大転換期にあります。
ウッドショックによる構造材の高騰は落ち着きましたが、ウクライナショック、原油高、円安、インフレに端を発した建材価格の高騰、そこに追い打ちをかけるかのように、長期金利の実質的利上げです。
ここまで来ると、家は今建てない方がいいのではないか?と思われるのは当然の考えだと思います。今は、30坪の家で約350万程度の値上がり、そこに金利がついてくれば、500万程度の負担増です。これは大きすぎますね。ウッドショック直前に建てられた方は本当にベストなタイミングでした。幸運としか言いようがありません。

しかし、もうなってしまったものは仕方ありません。今の状況でよりベターな選択をするしかないと思います。
個人的には、今後住宅価格と住宅ローン金利が下がることはないと考えています。それよりも中小企業も含めて、日本企業の賃金上昇が望まれるところです。その方が中長期的には良いのではないでしょうか。

 

さて、よりベターな選択肢とは? 
それは家を建てるのであれば、高性能でコンパクトな家を選ぶことです。光熱費の高騰も当分は続くと思いますので、光熱費のかかりにくい家、また長期的にはリフォームコストのかかりにくい家を選んでください。断熱、気密性能を示すUA値0.46以下、気密性のを示すC値0.5程度を出せないハウスメーカー、工務店は選択しない方が良いと断言できます。

 

 

また、「土地を買って新築を建てる」以外の選択肢も考えてみることをおすすめしています。
両親が良ければ、実家に二世帯住宅に立て替える(土地代がかかりません)、もしくはリノベーションする(新築より安くすみます)、あるいは中古住宅を買ってリノベーションする(新築よりも7~8割ですみます)など夢のマイホーム実現の考え方は様々です。事前にお金のライフプランをしっかりと作ってください。

 

 

カスケホームでは、全ての選択肢をご提案できますので、お気軽にご相談ください。

1ページ (全2ページ中)