皆さんこんにちは!
新築事務の大角です。
家を建てる前に行う儀式「地鎮祭」。
名前は聞いたことがあるけど、どんな儀式なのか知らない。って方が多いのではないでしょうか。
ほとんどの人にとって、地鎮祭を行うのは初めてのことなので、不安に感じることも多いのではないでしょうか。
今回は地鎮祭とは何か、やらなければならないのか、日取りや準備、式次第についてもまとめてみました。
地鎮祭とは?
家を建てる前に、その土地で建築することを氏神様(うじがみさま)に伝え、工事中や住んでからの安全を祈願する神事。それが地鎮祭です。
近頃では略式化されたり、行わなかったりするケースもありますが、縁起担ぎや厄払いの意味で行うご家族がまだまだ多いです。
準備するもの
地鎮祭の準備で忘れてはならないのが、初穂料と呼ばれる神職への謝礼金の準備です。
相場は2万円〜5万円程度であり、依頼をする神社によって異なりますので、確認が必要です。
カスケの家では、お供え物や神主さんの手配はこちらで行っています。
地鎮祭の日取り
地鎮祭の日取りの決め方は、施主様の都合の良い日で行うことが多いとされています。
建築吉日(建築関係で良い日取り)を気になさる場合は、「大安」「友引」などカレンダーにもある「六曜吉凶」に順じて取り決められます。
とはいえ、毎日忙しい中で関係者全員のスケジュールを合わせるのは大変なこと。最終的には気持ち次第です。
そもそも、地鎮祭は神道の行事ですから、神道と無関係の六曜を持ち出すこと自体がナンセンス、という考え方もあるようです。
建築関係の行事は「十二直」に基づく建築吉日を重視する人もいます。いずれも、参考程度に考えてみて下さい。
地鎮祭の流れ
①修祓(しゅばつ)
参列者・お供え物を祓い清めます。
②降神(こうしん)
その土地の神・地域の氏神を迎える儀式
③献饌(けんせん)
神様にお供え物を食べていただく儀式。
④祝詞奏上(のりとそうじょう)
工事安全と家の繁栄を祈る祝詞を奏上
⑤四方祓(しほうはらい)
土地の四隅をお祓い清める
⑥地鎮(じちん)
刈初・穿初・鍬入
⑦玉串奉奠(たまぐしほうてん)
神前に玉串を奉り拝礼する
⑧撤饌(てっせん)
酒と水の蓋を閉じお供え物を下げる
⑨昇神(しょうしん)
神蘺の神をもとの御座所に送る儀式
⑩直会(なおらい)
供え物のお神酒をいただく
これらは当日神主さんからきちんと説明を受けながら行うので、安心してください。
最後の直会とは簡単な食事のことで、最近は省略するケースも多いです。
儀式は30分程度かかります。
地鎮祭どうする?
古くからの習わしである地鎮祭は、安全・繁栄を祈願する、新生活への第一歩を踏み出す大切な儀式です。
家づくりは沢山の人が関わって進めていくもの。また人生の一大イベントに向けて気を引き締める機会として、簡単にでも行うことを検討してみてください。
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