國生 大 自己紹介へ

準平屋のメリット・デメリット

2023/07/03(月) 家づくりのこと

こんにちは、設計部の國生です。

 

今回は、最近ご要望の多い準平屋の間取りについて、メリット・デメリットをお伝えしようと思います。

ここでいう準平屋の間取りとは、主寝室やファミリークローゼットなどが1階にあり、基本的な生活は1階で完結できて、2階には子供室や趣味室などがある間取りのことを指します。

比較として、総2階の間取り(1階と2階の形や面積がほぼ一緒の建物)や平屋と比べながらお伝えしていきます。

 

準平屋のメリット・デメリットについて

↑準平屋のお家

↑総2階のお家

 

【準平屋のメリット】

①平屋のような生活ができる

前述したように、主寝室やメインの収納スペースが1階にあることにより、お子様が小さい時やお子様が大きくなって独り立ちした後はほぼ平屋のような生活ができる。

 →階段の上り下りをほぼせずに生活できるので小さいお子さんを抱えての移動や老後も安心

 →総2階だと基本的には主寝室やメインの収納スペースは2階になる

 →平屋を建てられるほどの土地の広さがなくても建てられる

 

②コストを節約できる

 →平屋よりも基礎の面積や屋根の面積が小さくなることが多いため、同じ坪数の場合平屋よりは安く済む

 →坪単価としては平屋と総2階の間くらい

 

【準平屋のデメリット】

①コストは総2階よりも高くなる

 →総2階よりは基礎、屋根などの面積が大きくなるためコストは高くなる

 

②コストが平屋より高くなる場合もある

 →平屋は階段がないため階段部分や2階の廊下の面積が不要となるため、坪単価としては平屋の方が高いが、部屋の広さが同じでも建物全体の坪数は平屋の方が小さくなることが多い

 →結果トータル金額は平屋の方が安いということもあり得る ※土地形状やご要望によります

 

③構造的にバランスが悪くなることがある

 →平屋は2階がないため、構造的にはとても有利 ※1階に対して上からかかる荷重が屋根のみである

 →総2階は1階と2階の外壁ラインがそろっているため柱直下率や壁直下率がいいことが多い

 →準平屋は注意して間取りを考えなければ1階への負担がとても大きくなる

 

平屋を建てたいけど、平屋は高いし平屋を建てられるほどの大きな土地も高いし予算が合わない、、、それでも平屋のような生活はしたい!

という方には準平屋のご提案をさせていただきます。

弊社では許容応力度計算を標準としておりますので、構造的な不安もなくご提案をすることができます。

 

お客様にとって何が一番適しているのか、お客様の求めるものをどうやって叶えられるのか、そう考えながら日々間取りを考えております。

私たちにもたくさんアドバイスできることがあると思いますので、ぜひ一度ご相談ください。

 


家と暮らす。家と歩む。

◆リフォームを長年してきたからこそわかる、新築住宅のあり方
創業明治16年の安藤嘉助商店カスケホームの新築住宅「カスケの家」。
性能にこだわった家づくりをしています。末永く住み続けられる“コスパ最適快適住宅”をご提案いたします。
 
◆イベント開催中!
見学会や相談会など、随時開催していますので、岡山市、倉敷市、総社市、笠岡市、浅口市、井原市で新築住宅をお考えの方は
ぜひ一度イベントへご参加ください!
 
◆SNS更新中

公式SNSアカウントでも「カスケの家」の家づくりをお届けしていますので、ぜひフォローをお願いいたします^^

 

1ページ (全79ページ中)