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新築事務の大角です。
住宅ローンを選ぶ上で重要なポイントの一つが、金利です。
つい、目先の金利でローンを選びがちですが、借入金利には、主に3つのタイプがあることをご存知ですか?
ずっと金利が変わらない(=返済額が一定。)ものもあれば、返済途中でも金利が変わる(=返済額が増減する。)ものもあります。
金利について理解することで、目先の安さだけでなく、安定した返済計画を立てられるようになります。
そして、ご自分のライフプランに合った、金利のタイプを選択することができます。
今回はそんな住宅ローンの金利について。
住宅ローンをお考えなら知っておきたい金利のこと
金利とは
金利とは、お金を借りた人が、借りた金額に対して追加で払う金額の割合のこと。
借りたお金に対する使用料のようなものです。
例えば100万円を5%の金利(利率)で借りた場合、5万円の金利(利息)が発生し、返済する金額は105万円となります。 借りる金額が大きくなるほど、金利が1%違うだけでも支払総額が大きくなるのが特徴です。金利は経済の状況によって刻々と変化していきます。
金利のタイプについて
利率が低く好条件な住宅ローンの金利ですが、大きく2つの種類に分けることができます。
それが「固定金利」と「変動型金利」です。
支払額が安定する 固定金利
契約した時点から金利がずっと一定になる仕組みで、主に2タイプが存在。
【全期間固定金利型】
⇒返済が終わるまで金利が変わらない
メリット
■金利が変わらないので将来設計が立てやすい
■市場金利が上昇してもローン返済額への影響がない
デメリット
■一般的に固定金利選択型・変動金利型より金利高い
■今後市場金利が低下しても、その恩恵を受けることができない
【固定金利期間選択型】
⇒設定した期間内のみ 金利が固定。期間経過後は変動か固定を選択できます。
メリット
■固定金利期間中は返済額を確定できる
■金利情勢を見ながら固定期間終了後の金利を見直すことができる
デメリット
■固定期間終了後のご返済額が確定しないので返済計画が立てにくい
経済の状況を受けやすい 変動金利
【変動金利型】
変動金利とは、借入期間中に適用される金利が変動する金利タイプです。
一般的に借入後は、半年に一度、適用金利の見直しが行われるものが多くなっています。
ただし、例え適用金利が変動したとしても、一般的に月々の返済額は5年間変わりません。
5年後の返済額は、その時点の元金残高、金利、残り返済期間から再計算します。
メリット
■一般的に固定金利型より金利が低い
デメリット
■市場金利が上昇すると返済額が増える
■金利が変動するので返済計画が立てにくい
あなたは変動派?それとも固定派?
金利が1%異なるだけでも総返済額に大きな違いが生まれるため、金利に注目してローンを組むことが大切です。
メリット、デメリットを把握した上で自身のライフプランに合わせ、住宅ローンを組みましょう。
また、経済の動向を把握しておく事も大切。
金利の仕組みを理解して、少しでも返済が楽なローンを組んでくださいね。
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