カスケの家スタッフブログをいつもご覧いただき、ありがとうございます。
新築事務の大角です。
最近では和室を作る方も減ってきて畳のないお家も増えてきていますが、やっぱり畳の感触や暖かさを感じたいというお客様も多くいらっしゃいます。
「畳のあるスペースが欲しいなぁ」と検討される際、和室にするかそれとも畳コーナーにするかで悩まれると思います。
そこで今回は「和室」と「畳コーナー」の違いについてご紹介していきます。
カスケの家のお施主様が実際に取り入れられた事例もご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
「和室」と「畳コーナー」の違いについて
「和室」とは
一般的に和室は壁やふすまなどで空間が区切られ、1つの独立した部屋となっています。また、明確な決まりはないのですが、およそ4.5帖以上の広さを和室として、それ以下を畳コーナーと呼ばれることが多いようです。
「畳コーナー」とは
畳コーナーは、リビングなどの部屋の一角に畳を敷いた「スペース」のことを指し、和室よりも多目的に気軽に使える空間になります。
和室を作るとなると、スペースを大きく取られてしまい間取りが決まらない事やリビングが少し狭くなってしまうと言う事もあり、畳スペースと言う作り方をされている方が増えています。
和室と畳コーナー それぞれのメリット・デメリットと活用方法
●和室のメリット・デメリット
和室のメリットは、生活空間から独立した部屋になっているので来客に対応しやすい、親戚や友人を泊めることができる、親と同居するときに親世帯の部屋としても使えるなどが挙げられます。
反対にデメリットは、来客時くらいしか使わない部屋になる可能性がある、間取りによっては他の部屋を圧迫してしまう場合があるということです。
●畳コーナーのメリット・デメリット
畳コーナーのメリットは、LDKと同じ空間内にあるため利用頻度が多く、LDKが広く感じることです。加えてLDKにメリハリがついたり、小上がりの畳コーナーであれば収納が増えたりするといった点もメリットと言えますね。洗濯を畳んだり、アイロンがけをしたり、小さな子供のお昼寝スペースとしてしようするご家庭も多いようです。
反対に、畳コーナのデメリットは、独立性がないため、部屋としての機能は期待できない、客間として使用する場合にお客さんがリビングを通らないと畳コーナーへ行けないなどが挙げられます。
カスケの家の施工事例【畳コーナー】
①小上がりの畳コーナー
テレビの隣の壁が抜けて、畳スペースがあるためリビングから見ると空間に奥行きを感じます。
また、ロールスクリーンで仕切ることができるので、個室としても使用できます。
②吹き抜けとつながる2階畳コーナー
吹き抜けとつながる2階畳スペース。
床から延びる窓と吹き抜けで解放感はばっちりです。
③間仕切り、建具を設けた畳コーナー
建具をあけると、2面がLDKとつながり開放的な空間にすることが可能に。
建具を閉じておけば個室として使用することもできます。
④リビングとフラットにつながる畳コーナー
リビングの一角にある畳コーナーは、リビングよりも天井を下げ、間接照明にすることでまた違った雰囲気の空間を演出。
フラットなので掃除も楽ちんです。
⑤収納量たっぷりの小上がり畳コーナー
小上がり部分は収納となっており、壁面収納と合わせると、大容量の収納スペースとなっています。
カスケの家の施工事例【和室】
①畳敷きのリビングとつながる和室
畳敷のリビングに、併設している和室。
座の空間になるリビングは素足でも気持ちよく過ごせます。
②リビング併設で使い勝手のいい和室
1Fの和室は、子どもが小さいころはキッズスペースとして、老後はご夫婦の寝室へと変化します。
リビング併設なので家事スペースとしても活用できます。
③伝統的な作りの和室
伝統的な日本文化を感じさせる和室にすることで、日常の中に「特別な空間」をつくることができます。
家の中に和の空間があると「ほっ」と癒されます。
④質感を楽しめる和室
スカルプ格子の建具やネイビーカラーの畳など、質感も楽しめる空間になっている和室。
お部屋のイメージと合わせてこだわりの空間になりました。
⑤ダイニングになる小上がり畳スペース
キッチン前面に造作カウンターを設けた小料理店のような畳ダイニング。
和室と洋室のいいとこどりが実現。食後にはそのままゴロリと一休みも…。
まとめ
我が家には6帖の小上がりの和室があります。
両親や友人が泊まりに来た時には重宝していますが、リビングから少し離れているため普段は和室として使用することはほどんどなく、子供たちの登園身支度コーナーとして使っているくらいです。もう少し子供が大きくなれば机を置いてスタディコーナーとしても使えるかな?と考えています。
小さなお子様がいるご家庭だと、ひな人形や兜などお子さんが産まれた時に飾る場合は和室があるとしっくりきますよね。また、小上がりの和室だと和の空間の特別感も出ます。
和室または畳スペース、どちらがオススメでどちらがいいということはありません。
お客様のライフスタイルに合わせてご家族で話し合ってみてくださいね。
家と暮らす。家と歩む。
◆リフォームを長年してきたからこそわかる、新築住宅のあり方
◆イベント開催中!
◆SNS更新中
公式SNSアカウントでも「カスケの家」の家づくりをお届けしていますので、ぜひフォローをお願いいたします^^