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新築事務の大角です。
老後には2階が使われていないお家はよくあるようです。
昨今の社会情勢の変化により、おうちで過ごす時間が増え、1階で生活動線が完結する『1階完結型の間取り』が注目されています。
マイホームをご検討中でしたら、ぜひ考えてみて下さい。
今後の生活の変化を見すえる際、参考になるアイデアがみつかれば幸いです。
2階は寝るだけ!1階完結型の間取りについて
1階完結型の間取りとは?
1階完結型の間取りとは、2階建てなのに2階に上がらなくても1階だけで生活が完結できる間取りのこと。
1階に水まわりやファミリークローゼットなどを集約し目いっぱい充実させ、1階に確保できなかった部屋を2階に配置することで平屋のような生活を実現できるのが特徴。
老後を見据えた間取りとして注目されています。
1階完結型の特徴とは?
2階建てなのに、1階だけで生活動線が完結する間取りなので、2階に上がる機会がほとんどありません。いわば、平屋のような2階建てです。
洗濯物干し場(ベランダ、バルコニー)や私室のクローゼットなど、可能な限り1階を充実させ、一般的には2階にあるものを1階につくります。そうすると、寝るとき以外は1階で過ごせます。
1階完結型の間取りアイデア
①ファミリークローゼット
ファミリークローゼットとは、家族が一緒に使うクローゼットのこと。クローゼットは各私室に分散してつくるのが一般的ですが、ファミリークローゼットはそれを一か所に集約します。1階にファミリークローゼットを設けると生活動線が短くなりますので、おすすめです。大きめのファミリークローゼットがあれば、衣類だけでなく身の回り品も収納できます。
②ランドリールーム
ランドリールームとは、洗濯に関する家事をするための部屋のことです。ランドリールームが1階にあると、1階と2階の往復移動を減らすことができます。
ランドリールームでは「洗う・干す・取り込む・アイロンがけ・たたむ」がすべて一室でおこなえます。となりにファミリークローゼットがあれば「たたんだものをしまう」まで1階で完結できます。
③ワークスペース
テレワークや在宅勤務を導入する企業の増加にともない、ご自宅にワークスペースを設ける方が増えました。
ご自宅でお仕事をされる方は、ご家族共有のワークスペースをつくってみてはいかがでしょうか。お子様が宿題をできるようにしておくと、子ども部屋の家具はベッドと簡単な収納家具だけで済みます。
④和室(畳スペース)
老後になると、2階には上がらなくなります。子供がいるうちは2階に部屋が必要ですが、子供が家を出ていったあとは、夫婦2人なので2階は、収納スペースになってしまいます。1階に立派な主寝室を確保するとリビングや収納を圧迫するので、おススメは和室です。敷き布団が2枚敷ければ寝室になりますし、若いうちはリビングの一画として、子どもの遊び場にでもすれば良いですね。
まとめ
足腰が弱ると、想像以上に2階へ行くのがおっくうになるものです。「年老いた祖父母の家の2階が、物置になってしまっている」という方が、きっと少なくないでしょう。
1階で生活動線が完結する家なら、老後も安心です。新生児や幼児がいるご家庭も、子どもを抱っこして2階へ上がる機会が減るうえ、授乳やオムツ替え、着替えの際も準備がラクになりますね。
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