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C値は意味ないのか?気密性能を表すC値はどの程度確保すべきか?

2023/10/03(火) 家づくりのこと

contents

1. C値とは?

 1-1気密性とはなにか?

 1-2 C値とはなにか?

 1-3 C値は意味ないのか?

   1-3-1 C値はとても意味のある指標

  1-3-2 C値のメリット①:部屋の温度を快適にする

  1-3-3 C値のメリット②:嫌な臭いを防ぐ

  1-3-4 C値のメリット③:大気汚染物質も防ぐ

  1-3-5 C値のメリット④:腐敗・腐朽菌を防ぐ

  1-3-6 C値のメリット⑤:住宅建築会社の技術力を確認できる

2. 「C値=0.1」は意味がないのか?目指すべきC値はどの程度か?

 2-1 高気密住宅の基準

 2-2 計算では求められないC値の測定方法とその費用

 2-3 気密性能(C値)は何のために必要なのか?気密は息苦しくないのか?

 2-4 昔あったC値の基準と目指すべきC値。気密を確保するために知っておくべきことは?

3. 気密性をあげすぎるとよくない?C値=0.8とC値=0.4ではどちらがいいのか

4. どの程度の気密性が必要なのか?要求されるC値の基準

 4-1 C値:5.0 未満

 4-2 C値:2.0 未満

 4-3 C値:1.5 未満

 4-4 C値:1.0 未満

 4-5 C値:0.5 未満

3. C値を上げるための秘訣、気密を確保して貰うためには?

 3-1 防湿気密シートの施工

 3-2 C値をあげるためには?

4. 高気密住宅にお勧めの暖房器具はなに?

 4-1 エアコン

 4-2 オイルヒーター

5. 【2023年6月最新】ハウスメーカー各社の気密性能「C値」の基準一覧

 5-1 一条工務店

 5-2 ユニバーサルホーム

 5-3 アエラホーム

 5-4 アイフルホーム

 5-5 桧家住宅

 5-6 百年住宅

 5-7 ヤマト住建

 5-8 ミサワホーム 

 5-9 カスケの家

6. まとめ

C値とは?

気密性とはなにか?

気密性とは、外と室内の空気の出入りになる隙間を少なくしているかを示す言葉で、住宅の快適性を決める重要なポイントの一つです。気密性の高いいわゆる高気密住宅は、室内の快適な空気が外に漏れにくく隙間風が少なくなるので、断熱性が高まり省エネ性・快適性が高まります。

近年の家は目視では隙間が見えることはないので「隙間のある家はない」と思われている方は多いですが、スイッチ・コンセントプレート周りや窓回りなど目に見えない隙間はたくさんあります。また一つ一つの隙間が小さくても塵も積もれば山となるので、家全体の隙間の大きさを一つにまとめてみる穴レベルでの隙間が空いているなんてことはよくあります。

C値とはなにか?

高気密高断熱住宅を目指すうえで、指標として必ず耳にするC値。建築した建物のC値が言える会社、言えない会社で、断熱気密・換気に対する考え方が分かったりもします。C値とは、住宅の隙間を表す数値です。C値=家全体の合計隙間面積÷延べ床面積 で表されます。つまり、数値が少ないほど隙間が少ない事を表します。断熱性能を表すUa値と同様に大事な指標です。

延床面積100㎡(30坪程度)の家で考えると、

Ⅽ値0であれば  100㎡×0㎠/㎡=0㎠ 隙間無し

C値0.5であれば 100㎡×0.5㎠/㎡=50㎠ 隙間  およそ7cm角

C値2.0であれば 100㎡×2.0㎠/㎡=200㎠ 隙間 およそ14cm角

となります。延床面積にC値を掛けるだけですので、建てたい大きさの家に、建設会社の実績のC値を聞いて計算してみると、実際のお家の隙間の大きさの目安が出てきます。

現状、日本ではⅭ値の基準はなく、多くの住宅会社が、Ua値のみで性能表示をしています。

C値は意味ないのか?

C値はとても意味のある指標

C値は家の中にある目に見えない隙間(外気が入ってくる穴)の大きさになるので、家の気密性能を図るためにはとても重要な指標になってきます。なのでC値の重要性を理解しておかないと、夏に室内をいくら冷やしても暑い外気が室内に入ってくるので、なかなか室内が涼しくならなかったり、冬に室内を暖めても冷たい外気が室内に入ってくるので、いつまで経っても室内が暖かくならない、それにプラスして冷暖房機の光熱費が高くなるなんてことになりかねません。

また高温多湿な日本で高気密住宅を建ててしまうと「住み心地がわるい」「息苦しくなる」などのC値は意味がないと説明している口コミやサイトがありますが、それは古民家などの昔の家で言われていた、窓を開けて家の中の空気を「風通しの良い家」の考えです。今の住宅では24時間換気システムが計画されているので、高気密住宅だと換気効率や風通しが悪いということにはなりません。

なのでC値の重要性、気密性を高めるとどうなるのかきちんと知っておく必要があります。

C値のメリット①:部屋の温度を快適にする

高気密住宅であれば、外気の不快な空気が室内に入ってきにくくなるので、室内の快適な温度を保つことができます。気密性能の低い住宅であれば、住宅の中のいろいろな場所に隙間がある状態なので、そこから外の冷たい空気や暑い空気が出入りしてしまいます。なので、いくら断熱性能の高い住宅でエアコンなどの空調設備をつけてもなかなか快適な室温にならないという状態になってしまいます。逆にいうと、気密性能の高い住宅であれば、快適な室温が外に逃げることがないので、エアコンなどの空調設備がずっとフルパワーで動くということがなくなり、光熱費を抑えることができます。

C値のメリット②:嫌な臭いを防ぐ

気密性能の低い住宅の24時間換気設備は、住宅内の様々な箇所に隙間があり外気の出入りがあるので、計画通りの換気ができません。なので、換気扇を回しているのになかなか臭いが排出されないなんて場合もあります。一方、気密性能の高い住宅であれば、家の中の隙間が少ないので、きちんと計画通りに空気の流れができて、うまく室内を換気することができます。

C値のメリット③:大気汚染物質も防ぐ

毎年花粉や黄砂などの大気汚染物質に悩まされている方が多いと思います。そんな方にも高気密住宅はオススメです。C値のメリット②の嫌な臭いを防ぐでもお話ししましたが、高気密住宅は換気システムが計画通り換気してくれるので、換気設備のフィルターなどを花粉や黄砂、PM2.5などの専用のものに変えれば、綺麗な空気を室内に取り込むことができます。

C値のメリット④:腐敗・腐朽菌を防ぐ

木造住宅は湿気が大敵です。なので高温多湿の日本で木造住宅を建てる場合は、湿気対策が重要です。気密性が高いと建物に湿気が入ってきにくくなるので、柱や土台などの家を支える構造材が腐食しにくくなります。逆に気密性が低い住宅では、湿気が建物の壁内に溜まり、構造材が湿気てしまい腐敗・腐食菌が増殖してしまい、最終的には腐ってしまったり、シロアリの被害に遭う可能性が高まってしまいます。

C値のメリット⑤:住宅建築会社の技術力を確認できる

高気密住宅を建てる上で一番重要なのが、実際に建築する会社選びです。建築会社の技術や知識が乏しい場合、きちんと気密施工できず、いざ気密測定してみると、かなり低気密だったなんてことになりかねません。そうならないようにHPなどで、実際に気密測定をしてC値の実績を掲載していたり、気密施工の写真などが掲載されていて、高気密住宅を建てることのできる技術力がある会社なのかを調べて、建築会社を慎重に選ばれることをおすすめします。

「C値=0.1」は意味がないのか?目指すべきC値はどの程度か?

0を目指せば良いです。ただその為にコストや職人さんの労力をかけ過ぎるのは問題です。家はⅭ値のみではありません。カスケの家では0.5±0.2程度でる工法を採用しています。家は強さと使いやすさと美しさ、優先順位はありますが、バランスよく費用を使う事が大切です。

高気密住宅の基準

結論をいうと高気密住宅の基準はきちんと存在はしません。2009年の省エネ法の改正により、以前は国で定められていた基準値5㎠/㎡以下と定められていましたが、今では明確な値は示されなくなりました。インターネットの中では、一般的に高気密住宅とうたっているメーカーや工務店では1.0㎠/㎡以下であることが多いので、この1.0が任意的な基準になっています。

そのにいてきな基準のC値1.0㎠/㎡は約30坪(約100㎡)の住宅であれば、100㎠の隙間があるということになります。100㎠とは10cm×10cmの大きさで、身近なものに例えると少し大きめのコースターぐらいの大きさになりますので、お家全体での隙間とはいえ、100㎠はかなり大きな隙間だと言えます。

計算では求められないC値の測定方法とその費用

Ua値とは違い計算で求められない数値。職人さんの努力の結晶です。測定は専門業者を呼び、家全体に圧力をかけ、測定器で計測します。 

5万円程度で行っています。お客様がプロを過大評価している所もあるようですが、アピールにならないから勿体ないと感じられる建設会社さんもまだ、多く存在するのが実情です。熟練された職人でも、ミスがあります。テープの少しのヨレからでも空気は入ってきますし、単純な貼り忘れも人間なので無いとは言えません。検査をすれば、ある程度安定した数値を出せます。測定するとヒューヒューと隙間風がして、涼しいなと思ったこともあります。測定することで、ミスが分かり直せば0.5付近で落ち着きます。ただC値0.2を絶対切ってくれというような過剰な要求はいたしません。その日の風の強さにも影響を受けるのが気密測定です。誤差はある程度許容する必要はあります。

気密性能(C値)は何のために必要なのか?気密は息苦しくないのか?

何のためか、一つだけ理由を上げるのであれば、換気の為です。2種、3種等、ダクトを使わない換気だと特に、気密性がなければ、給気口から計算した数字通りの給気量が入ってきません。ですが、目に見えないものなので分かりにくいですよね、極端に言うと少し分かりやすいです。『この家はエアコンが利きませんが良いですか?』『この家は隙間風が入りますがよろしいですか?』『この家の24時間換気は回っているだけで換気してませんがよろしいでしょうか?』 

この問いかけに、『はい、そこまで気密性は重要視していませんので・・・』とはなりませんよね。『えっ、何言っているんですか』となるのが普通かと思います。エアコンはより効いた方が良いです。隙間風もいやですし、換気扇も機能しないのでは、付ける意味がないですよね。C値測定を行い、きっちり隙間をふさぐ、これが大事です。住宅は全てを工場で作れませんので、部材一つ一つ組み合わせていくと隙間が必ずできます。また、組み合わせた後に、電気の線や、給水・排水の穴をあけたりします。その都度隙間が出ないように職人が注意を払い穴埋めしますが、人間ですので、ミスがあります。それを探す目的もあります。

息苦しいと感じられる方は、極端に言うとナイロン袋の中で生活しているイメージなんでしょうね。息苦しそうです。高気密高断熱のモデルハウスに行ってイメージで息苦しく感じてしまう方もいらっしゃるようです。近年建てられたRC造のマンションも気密性が高く0.5くらいだと言われてます。同じように息苦しいと感じられるでしょうか。

実際は、法律で定められた計画換気量を満たさない家は現状建てれません。1時間に0.5回、言い換えれば2時間あれば、居住スペースの空気が入れ替わるように家を建てなければいけません。これは計算上です。計算は建物の隙間を考慮していません。Ⅽ値が0の状態です。隙間があるとどうでしょうか、ショートサーキットと言って、排気の周りから空気が抜け、換気扇(排気)から遠い場所はほとんど空気が動かず、よどんだ空気がたまることになります。

極端に振れば分かりやすいですが、壁のない隙間のみの家なら、空気のよどみはないと思います。中途半端にC値2とかの家だと半端に隙間風が入ってきて寒いし、換気も出来ないしとなります。ストーブつけて空気が淀めば換気して、という生活になります。窓を開けずとも、計算結果に近い換気が出来る。そうすると出来ることが増えていきます。換気扇による熱損失も計算の精度が上がります。エアコンをつけっぱなしで、全館空調して窓を開けなくとも計算通りの換気が行われる。淀んだ空気で過ごさなくて良い家が出来ます。

C値測定をしないと、せっかくやった換気計算は意味がないのでは、と思います。申請を通す為だけの計算はやりたくないですね。

昔あったC値の基準と目指すべきC値。気密を確保するために知っておくべきことは?

 5・6地域(我々の住む地域)でC値5.0という基準がありました。今のUa値の基準同様、かなりあまいと思います。 普通に、建てても、C値2.0程度出ると言われていますので、気密測定すれば、クリアということになります。

気密性をあげすぎるとよくない?C値=0.8とC値=0.4ではどちらがいいのか

まずC値0.8とは30坪の家の中にハガキの半分くらい大きさの80㎝2の穴が空いている状態です。C値0.4とは30坪の家の中にハガキの1/4くらいの大きさの40㎝2の穴が空いている状態です。ただ数字を比較してみると、穴が小さい0.4の方がいいと思う方が多いと思います。弊社としてもC値は小さい方が良いという考え方なので、0.8と0.4を比較すると0.4がいいです。

ただ懸念事項として、高気密住宅になると前述のように換気がしっかりできるので、室内が負圧状態になります。そうすると、玄関ドア(片開き戸)などが開けにくいなど、生活していて不快感を感じる部分も出てくるので、きちんと室内の負圧対策をする必要があります。

どの程度の気密性が必要なのか?要求されるC値の基準

C値:5.0 未満

C値5.0未満というのは、30坪の住宅の中にハガキ3枚分くらいの大きさの穴が空いている状態です。北海道などの寒冷地と呼ばれる寒い地域を除いた地域の省エネ基準値とされてきた値ですが、これはあまりにも数値が大きすぎるので、24時間換気システムが計画通りには行うことができません。

C値:2.0 未満

C値2.0未満というのは、30坪の住宅の中にハガキ1.2枚分くらいのの大きさの穴が空いている状態です。寒冷地の省エネ基準値で、きちんと定められているわけではありませんが、一般的に高気密住宅というとこのC値2.0指すことが多いです。この数値では第一種換気方式であれば問題は起こりにくいですが、第三種換気方式の場合、換気の質が下がってしまい様々な問題が起こる可能性があるのでオススメできません。

C値:1.5 未満

C値1.5未満というのは、30坪の住宅の中にハガキ0.9枚分くらいのの大きさの穴が空いている状態です。気密性の高さがないときちんと換気することが難しい排気にダクトを使用する第三種換気方式で要求されるレベルのC値です。この換気システムの場合は、各部屋に排気用の口を設置するので、一般的な壁付けの第三種換気方式よりも換気しやすいと言われています。

C値:1.0 未満

C値1.0未満というのは、30坪の住宅の中にハガキ0.6枚分くらいのの大きさの穴が空いている状態です。この値は壁付の第三種換気方式で必要とされるレベルのC値です。この値はどの換気方式であっても、断熱性のメリットを生かす望ましい気密レベルと言われています。

C値:0.5 未満

C値0.5未満というのは、30坪の住宅の中にハガキ0.3枚分くらいのの大きさの穴が空いている状態です。これぐらいの高気密となると家に入ってくる隙間風がかなり少なくなるので、空調設備を稼働させれば年中快適に過ごすことができます。カスケの家で施工した住宅はほとんど0.5を切っています。

C値を上げるための秘訣、気密を確保して貰うためには?

防湿気密シートの施工

気密性を高めるための気密工事の際には防湿気密シートを施工することが多く、気密工事には重要な建材の一つです。防湿気密シートはサランラップのようにロール状になっていて、壁面と天井面に貼り付けていきます。防湿気密シートのつなぎ目部分は隙間をなくすように気密テープで張り合わせていきます。その上からさらに壁の下地の石膏ボードを止め、隙間を遮断していきます。ちなみに床面の気密工事は床の下地材のつなぎ目部分を気密テープで張り合わせていくかたちになります。

防湿気密シートを施工して気密性を高めると、空気の出入りが少なくなるだけでなく、水蒸気の出入りも少なくなります。冬にエアコンと一緒に加湿器を同時に稼働させる方が多いと思います。何度も加湿器の水タンクに水を入れている方もいらっしゃるかもしれませんが、気密工事をしていると快適な空気の湿度は室外に出入りしにくくなるので、適切な湿度が一定に保ちやすくなり健康維持に有効になります。

C値を上げるためには?

測定あるのみです。経験がないとなかなかでません、職人さんにも測定の時立ち会ってもらいます。以前測定して、0.25という数字が出たことがあります。私としては、十分な値だと思いましたが、大工さんは悔しがってました。測定すると職人の意識も変わり、もっと隙間を無くそうとしてくださいます。

家はⅭ値だけでもありませんが、やはり検査をすることで目標が出来、図面も前より見てくださったり、いい影響が出てきていると感じます。C値は、設計でも出やすいように色々心がけますが、現場での丁寧な施工が数値化されますので、職人さんの意識改革が必要です。

高気密住宅におすすめの暖房器具はなに?

エアコン

エアコンは普及率は90%を超えていると言われており、皆さん馴染みのある暖房器具だと思います。エアコンは簡単にいうと室内機と室外機が室内と室外の熱を交換する暖房器具です。電化製品なので燃料補充は不要ですが、定期的に器具を拭き掃除したり、フィルターを掃除する必要がありますが、暖房器具の中では比較的メンテナンスは簡単です。

注意すべき点は、暖房時には仕組み上、室内の湿度が低くなってしまうので、加湿器などを併用して快適な室温・湿度調整が必要になります。

オイルヒーター

オイルヒーターとは電気で機器内にあるオイルを暖め、その暖まったオイルの放熱により部屋を暖める暖房器具のことです。名前から燃料がオイルだと誤解されている方もいらっしゃいますが、オイルヒーターは電化製品なので、石油ストーブなどのように燃料補充することなく使うことができ、掃除するとなると器具の表面の拭き汚れを落とすぐらいなので、メンテナンスも簡単です。

オイルヒーターは温風を使わない暖房器具なので、部屋全体をゆっくりと暖め、温度のムラがなく均一に暖まるのが特徴の一つです。部屋が均一に暖まるので、体が包まれるような独特の心地のよい暖かさを感じることができ、最近より人気が高まっています。

【2023年6月最新】ハウスメーカー各社の気密

一条工務店

C値=0.59(平均)

特徴

私たちのこだわり それは家は、性能。です。

【目指すのは、ダントツの住宅性能。】

私たち一条工務店は、住まいの性能が高ければ高いほど、皆様の暮らしや生活がより豊かで快適になると確信しています。だから、私たちが目指すのは「ほどほど」ではなく、「ダントツ」の住宅性能。そのために、業界トップクラスの性能を持ちながらも、歩みを決して止めることなく、さらに上に向かって挑戦を続けています。

【住んでいただいてこその高性能。】

どれだけ素晴らしい技術や性能も、普及しなければ意味がない、と私たちは考えます。そのため、性能を磨く一方で、皆様にいかにその性能をご理解頂けるか、いかに納得価格でご提供できるか。それも「家は、性能。」を掲げる上での大切なテーマとして取り組んでいます。一人でも多くの方に、高性能の家に住む暮らしをお届けするために。

評判(お客様の声)

・マンションより暖かいことに驚き!コスパも良く快適な3階建てに喜んでいます。

・家の中の空気まで暖かい!全館床暖房で、子供もペットも安心です。

・真冬の帰宅でも、玄関を開けた瞬間から暖かい。

会社情報

社名:株式会社一条工務店 岡山

所在地:岡山県岡山市北区大元駅前3番61号

電話番号:086-233-8811

サイトURL:https://ichijo-okayama.jp/

 

ユニバーサルホーム

C値=0.40

特徴

【ユニバの床】

揺るぎない安心と心地よさで、家族の生活を守り続ける「床」。その床へのこだわりは、家を建てたお客さまが、永きに渡り実感していただいています。

【家づくりのパートナー】

ときには、家族のように ときには、家づくりの先輩として ときには、プロフェッショナルとして 一人ひとりがお客様のパートナーとして寄り添い、暮らしを豊かにするサポートを心がけております。

【納得の価格】

理想の家とは、安心と満足の積み重ね。家族の安心、理想のライフスタイルをカタチにするために、“あきらめない住まいづくり”と“納得できる価格”を実現しています。

評判(お客様の声)

・将来を見据え、細かな部分まで徹底的にこだわったこの家で創っていく未来が楽しみ

会社情報

社名:株式会社ユニバーサルホーム

所在地:岡山県倉敷市水江1209-2(倉敷水江店)

電話番号:086-460-0111

サイトURL:https://www.universalhome.co.jp/

 

アエラホーム

C値=0.35(平均)

特徴

【アルミで包んだ家】

建物をアルミ箔で覆われた高性能断熱材ですっぽり包み込み、徹底した気密処理を施した完全な「外張断熱の家」。冷暖房のロスが少なく、室内の気温差が少なく、今までにない快適を実現しました。

評判(お客様の声)

・想像していた以上に住みやすく、生活しやすいです。家全体があたたかいと生活がこんなにも変わるんだなとおどろきました。

・Q1ボードが全てです。外張りW断熱で屋根まですっぽりというのが決め手でした。暖房がいらない、部屋どうしの温度がほとんど変わらなく、とても快適です。ずっと家にいたくなります。アエラホームをもっと広めたいです。

・決める前に色々なハウスメーカーに行ったが、対応が一番良かった。何よりも商品の良さに一番良いと思いました。少ない予算の中でもとても良いものが出来たと感じています。

会社情報

社名:アエラホーム 株式会社

所在地:岡山県岡山市北区富田420-3(岡山店)

電話番号:086-206-6640

サイトURL:https://aerahome.com/

 

アイフルホーム

C値=0.32

特徴

【よりよい家を より多くの人に より合理的に】

アイフルホームでは、時代の流れやライフスタイルの変化とともに、「より良い家」の定義も変化していくと考えています。時代に合った商品や保証を提供し、お客様のニーズに柔軟に対応していく、それがアイフルホームの考える家づくりです。

【より良い家を最適な価格で提供する「FCシステム」】

お客様にとって、いっそう幸せなマイホームを実現するためアイフルホームでは業界初となるFC(フランチャイズ)システムを導入しています。優れた商品力・開発力を持つハウスメーカー、きめ細やかな対応力が魅力の工務店、両方のメリットを生かすことで、よい住まいを最適な価格で提供することが可能です。

評判(お客様の声)

・自由度が高いだけでなく、耐震性や安全性も考慮されていて、ハウスメーカーならではの安心感がありました

・理想としているイメージは、家づくりの最初の段階で担当の方に写真を見せながら具体的に共有するようにしました。そこに時間をかけることで、意思疎通を図ることができ、やり取りがスムーズに進んだと思います

・細かい要望が多かったと思いますが、担当の方に親身に対応していただきました。同じ目線で“理想の家づくり”を考えてくれたのがありがたかったです

会社情報

社名:株式会社LIXIL住宅研究所

所在地:岡山県岡山市北区野田4-5-5(岡山西店 開店準備室)

電話番号:086-244-3155

サイトURL:https://www.eyefulhome.jp/

桧家住宅

C値=0.7

特徴

【Z空調 家中心地よく、しかも経済的。】

一年中、家の温度を快適に。身体にも家計にもやさしい全館空調「Z空調」の家。導入されたお客様からも非常に高い評価をいただいています。

【家族の最高の場所になるアイデアが満載。】

今よりもっとコミュニケーションや趣味を楽しめる、みんなが笑顔になる家。家族それぞれのスタイルを大切にする家づくり。まずはあなたの「好き」や「大切」、理想の暮らしをご一緒に。

【ヒノキヤ独自開発のオリジナルブランドアイテム】

お客様のニーズに応え、デザイン性や利便性をさらに高め独自に開発したオリジナル商品ブランド。キッチンや収納家具、洗面化粧台、宅配ボックスなど上質かつ快適な暮らしのアイテムをご紹介。

評判(お客様の声)

・夏は暑く、冬は寒い以前のアパートとは違い、Z空調のおかげでリビングにいても寝室にいても快適な室温が維持できています

・新居にやってきた姪っ子たちに「おうち交換して!」と言われたことも。素敵なマイホームをコスパ良く建てられて、驚きと感謝しかない

・最近は在宅ワークをすることがありますが、自宅でも十分に対応できる環境ができました!コロナ禍で外出することが減ったなか、家の中でも家族全員が快適に過ごせる家ができたと思います

会社情報

社名:株式会社 桧家住宅

所在地:岡山県岡山市南区藤田673(岡山展示場)

電話番号:086-230-7712

サイトURL:https://www.hinokiya.jp/

百年住宅

C値=0.8~1.0

特徴

【日本で一番災害に強い家を多くの家族に届けたい。】

 百年住宅は昭和50年に創業以来、耐震住宅にこだわり、累計20,000棟の新築住宅を提供して参りました。日本は地震大国であり、いつ大きな地震があってもおかしくありません。地震だけでなく、台風や津波によって大切な人・大切な住まいを失ってしまったご家族も少なくありません。「もしかしたら…」という漠然とした不安がなくなることはありません。だからこそ、家を建てることが目的ではなく「今」も「将来」も心から安心して暮せる家をお届けしたい。災害から家族を守り続けることのできる100年以上残る家をお届けしたい。そして、日本で一番災害に強い家を多くの家族にお届けしたい。ただそれだけを百年住宅は真剣に考え続けています。

 【地震に強いPCパネル】

 工場で厳格な管理のもとに製造される鉄筋コンクリートパネルは、現場打ちコンクリートに比較して、高い強度と耐久性・耐火性を持ち、品質にバラツキのない部材です。PCパネルは、圧縮に強いコンクリートと引っ張りに強い鉄筋という異なる素材が、一体化した剛性の高い建築部材です。精度が高く品質が一定のうえ、吸水性が非常に小さいため、強い耐久性を必要とする上下水道や河川護岸、トンネル、橋梁などの土木部材としても使用されています。

評判(お客様の声)

・賃貸アパートに住んでいたときは、5月にはもうエアコンをつけていましたが、この家に引っ越した今年は、6月初旬までエアコン要らずでした。真夏でも外から帰ってくると家の中が冷んやりしているので、エアコンの効き目がいいです

・最初はモダンな家に魅かれたりもしましたが、やっぱり最終的には地震や台風に強い家がいいということに落ち着きました。実際、ここに住んで2年になりますが、暴雨や強風でも揺れることなく、音も静かです。家族でカラオケをしても音が外に漏れないので、思う存分歌えますよ(笑)

・35年の地震保証です。業界最長クラスだとお聞きしました。それだけ耐震性に自信があるんだと思いました。独自のWPC工法についても説得力がありました

会社情報

社名:百年住宅株式会社

所在地:岡山市北区撫川1575-1(岡山展示場)

電話番号:086-293-1911

サイトURL:https://www.wpc100.co.jp/

 

ヤマト住建

C値=0.5以下

特徴

【日本の住宅を「世界基準」に】

日本の住宅の平均寿命は約30 年と言われています。他国、欧米の代表国イギリスでは約141 年、アメリカでは96 年というデータがあります。また、エコハウス先進国と言われているドイツでは、優れた断熱性をもつ家が当たり前。家電製品や自動車の分野では日本は世界基準なのに、住宅は世界のレベルから程遠いのです。

ヤマト住建は住まいを通じて全国のお客様に喜んでもらえる企業になるため、「長寿命」「広い」「安い」「高性能」そして「資産価値の高い」家づくりを追求し、日本の住宅を世界基準にすることを使命とします。

 【高気密・高断熱で健康な住まい】

健康・快適にお住まいいただける住宅を目指して、窓からの熱損失を抑える樹脂サッシ、家全体を断熱材ですっぽり包み込む外張り断熱など、断熱性能にこだわった家づくりを行っています。こうして断熱性能を上げることは、断熱環境の改善による快適性の向上だけでなく、急激な温度差がきっかけとなり脳出血、心筋梗塞などを引き起こす「ヒートショック」の防止になります。また、住宅を断熱化することにより、現在の健康状態の改善にもつながります。

 【頑丈な住まいで家族を守る】

 住まいの基本性能には、そこに暮らす人の命や財産を災害から守り、長期に渡り健康で豊かな生活を送れる信頼性の高い技術が必要です。阪神大震災を経験し、乗り越えてきたヤマト住建では、耐震性にこだわり、「金物工法+ パネル工法」による耐震等級3の耐震構造と、地震の揺れを大幅に抑える「制振ダンパー」を組み合わせた地震に強い家をご提供しています。※耐震等級3の認定取得はプラン・強度計算によります。

評判(お客様の声)

・長く暮らすために機能性と快適性にこだわった我が家。高気密・高断熱で1年中快適に過ごせます。

・エアコンをあまり使わなくなり光熱費も削減!ZEHにすることで、夏も冬も過ごしやすくなりました。

・太陽光発電システム18.2kW搭載。毎日発電量を確認するのが楽しみです。

会社情報

社名:ヤマト住建株式会社

所在地:岡山県岡山市北区下中野1223-1(住まいのギャラリー岡山店)

電話番号:0120-685-600

サイトURL:https://www.yamatojk.co.jp/

 

ミサワホーム

C値=1.0(仕様)

特徴

【木質系パネル住宅】

地震などの外力を分散して受け止める「木質パネル接着工法」による「モノコック構造」

【実験を積み重ねて確かめた、高い安全性能。】

 暮らしの中で大きな脅威となる地震や台風などの自然災害や火災。住まいに何よりも求められるのは、そういった危険から家族の安全を守ることです。ミサワホームは、さまざまな実験ですぐれた性能を確認した独自のテクノロジーによって、安心して暮らせる住まいを実現します。

 【人と地球にやさしい、一歩先の快適性能。】

 いまや、エネルギーを有効活用できる住まいづくりは基本です。ミサワホームではさらに、住まいも生態系の一部となり、まるで木を植えるように建てること自体が環境のためになる先進技術を追求。人に心地よく、地球にもやさしい住環境をデザインする「SMART AMENITY」を推進しています。

 【高いレベルの品質基準で、末永い安心の住まい。】

 いくらすぐれたテクノロジーが取り入れられていても、住まいそのものの品質が高くなければ、よい家とは言えません。ミサワホームは住まいづくりの各過程で、品質に対する業界トップレベルの厳しい基準を設定。ご家族が末永く、安心して暮らせる住まいをお届けします。  

会社情報

社名:ミサワホーム株式会社

所在地:岡山県倉敷市酒津1625-1(ハウジングモール倉敷展示場)

電話番号:086-423-4330

サイトURL:https://www.misawa.co.jp/

 

カスケの家

C値=0.5以下(標準)

特徴

【暑くもなく、寒くもない。図書館のような家】

1年中ゆったりと心穏やかに過ごせる図書館の環境は、暑くもなく、寒くもなく、更に湿度も整っています。カスケの家は図書館のような居心地のよさを目指しています。

【太陽に素直な自然の恵みを取り入れる家】

太陽の光と熱、風。自然の恵みを利用する設計技術「パッシブ設計」を取り入れています。エアコンをうまく利用しながら家中どこにいても安定した温度環境の家をつくります。

 【家計に優しくメンテナンスが簡単な家】

家の維持・メンテナンスが家計の負担にならないよう、建てた後を考えた家づくりを行います。かけがえのない家族との思い出をつくる余暇の費用を考えた、家計に優しい家をお約束いたします。

 【大地震に備え、家族の命を守る家】

日本列島は「地震列島」といわれるほど地震が多い国です。せっかく建てた家が地震で倒壊しないよう、地震に強い耐震等級3以上の家を建てています。

会社情報

社名:カスケホーム株式会社

所在地:岡山県倉敷市玉島中央町1-22-30

電話番号:0120-570-444

サイトURL:https://www.kasuke-and.com/

 

まとめ

C値は大切な指標です。現場の職人さんが、気密シートを止めるときに打つタッカーの数、テープのヨレ等すごく細かなところまで気を配り、数字を追い求めてくださっています。一生に一度のマイホーム、関わる職人、スタッフが一生懸命してくれることが良いかなと思います。

C値なんて古いとか、言う建設会社さんもいるかもしれませんが、今の建築技術、テクノロジーだと、やった方が良いではなく、新築は必須かと考えています。それぞれ、費用を使うポイントは違うかと思いますが、当たり前の基準になっていけば良いなと思っています。

この記事を書いたスタッフのプロフィール 

設計 岡本博史

倉敷市出身。昭和54年生まれ。二級建築士。前職は設計事務所で建築確認申請などを多く行い、構造計算や断熱性能計算について精通した設計士。

周辺環境を考慮し、風や太陽に素直に設計するパッシブ設計を得意とする。末永く飽きずに住み続けられる家づくりを心掛けている。

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