秋の風が心地よく、私の住む田舎の農家町では収穫の後のほっとした時期に、恒例の秋祭りが行われました。
この小さな祭りの中で、予想もしなかった驚きの再会が。
およそ20年前、まだ駆け出しの頃に深くお世話になった、凄腕の大工さんと再会でした。
彼は当時、図面を丁寧に読み解き、他の職人たちをリードする存在でした。今でも目に焼き付いているのは、手刻みの技術です。現場で木材の継ぎ手や仕口を手作業にて加工する技術です。当時もほぼ、工場加工の木材が届いていたので、あの場に立ち会えたことはすごくラッキーでした。
さっと墨付けをして、切ったり、削ったりして、最後に掛矢という木製のハンマーで叩くとビタッと納まる。あの時の完璧な仕上がりの感動は、一生忘れられない宝物です。
恐らく、大工さんの当時の年齢が今の私くらいかなと思います。
職種は違えど、構造、性能、間取り、デザイン等細かく検討し、ビタッと納める所は同じですかね。結構、細かく大変な仕事ですけど、誰かの宝物になる思い出を作れると良いなと思います。
大工さんとご近所になれたので、お酒を介してゆっくり思い出話が、楽しみです。
家と暮らす。家と歩む。
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