こんにちは!設計部の新谷です。
今回は以前ご紹介した、新築住宅の補助金紹介 第二弾!
【給湯省エネ事業】に関してご紹介いたします。
給湯省エネ事業とは
まず皆さん、【給湯省エネ事業】ってご存じですか?
給湯省エネ事業とは、家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める給湯分野について、
高効率給湯器の導入支援を行う補助制度のことです!
こちらは以前紹介した、【こどもエコすまい支援事業】と違い、
対象商品を導入した方の全てが申請対象となるため、こどもエコすまいで申請が行えなかった方にお勧めの制度となります。
それでは、【補助対象商品】と【補助額】についてご紹介!
◆家庭用燃料電池(エネファーム) → 補助額:15万
都市ガスやLPガス等から水素を作り、その水素と空気中の酸素の化学反応により発電するものです。
エネルギーを燃やさずに直接利⽤するので⾼い発電効率が得られるのが特徴。
発電の際に発生する排熱を回収し、給湯器としての役割も果たします。
【家庭用燃料電池のメリット】
- 発電した電力を家庭ですぐに使用できる
- 自宅で発電するため送電ロスがない
- 発電時に騒音が無い
- 発電時に二酸化炭素や有毒ガスが出ない
- ガス料金の割引を受けられることがある
- 家庭で使用する4~6割程度の電力量をまかなえるため、電気料金が安くなる
- 停電時でも発電が可能(モデルによっては事前の設定等が必要)
【家庭用燃料電池のデメリット】
- 貯湯タンク設置のための大きなスペースが必要
- 導入コストが高い
- 太陽光発電エネルギーと異なり、発電した電力を電力会社へ売電することができない
- ガス代がかかる。ガスが止まってしまったら発電できない
◆ハイブリッド給湯機(エコワン・ユコアHYBRID等) → 補助額:5万
ヒートポンプ給湯機とガス温水機器を組み合わせたものです。
ふたつの熱源を効率的に⽤いることで、⾼効率な給湯が可能となります。
【ハイブリッド給湯器のメリット】
- 湯切れの心配がない
- 2つのエネルギーを効率よく使い分け
- エコキュートに比べ、設置スペースがコンパクト
【ハイブリッド給湯器のデメリット】
- 導入コストが高い(エネファームよりは安価)
- エコキュートに比べランニングコストが高い
- 気候や家族構成によっては光熱費削減につながらない(タンク内のみのお湯で足りる方はエコキュートがおすすめ)
◆エコキュート → 補助額:5万
ヒートポンプの原理を⽤い、夜間電力や太陽光で発電した電力を有効に利用して、
冷媒の圧縮・膨張サイクルによりお湯を作り、貯湯タンクに蓄えて必要なときにお湯が使用可能。
【エコキュートのメリット】
- ガス代がかからないので、ランニングコスト削減
- 環境にやさしい
- 非常時にタンク内のお湯が使える
【エコキュートのデメリット】
- 導入コストが高い(ハイブリッド給湯器よりは安価)
- タンク内のお湯を使用するため、お湯切れの不安がある
- 夜間の運転音が気になる
- ガス給湯器に比べ、大きな設置スペースが必要
- ガスに比べ、シャワーの水圧が弱い(高圧力型も選定可能)
上記、給湯機器を導入で補助対象となります。
対象期間に関して
◆契約期日 → 2022年11月8日~遅くとも2023年12月31日(※予算枠が無くなり次第終了)
◆着工期日 → 2022年12月16日以降
◆交付申請期間 → 2023年3月下旬~予算上限に達するまで(※遅くとも2023年12月31日)
(※住宅のお引渡し後の申請となるため、補助金の申請期日、残り予算枠に注意)
今回は、機器と補助額の紹介、代表的なメリット・デメリットをあげさせていただきましたが、
より詳しく、給湯器、補助金制度について知りたい方は、ぜひカスケホームにご相談ください!
(画像引用元→給湯省エネ事業ホームページ)
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