こんにちは、設計部の國生です。
先週、先々週に引き続き、薪ストーブのお話です。
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今回は、薪の管理について。
まず、薪は買ってきてすぐに使えるものではないそうです。
1年間乾燥させてから使うというのが一般的だそうです。
乾燥していない薪を使うことは可能ですが、燃焼効率が悪かったり、煙が多く出たりと、デメリットが多くあります。
そのために1年間の自然乾燥を行うのがベストということです。
※自然乾燥をした薪も売っているそうですが、薪ストーブ屋さんなどではその年には売り切れていることが多いそうです。
ということで薪ストーブを導入する方は薪の保管場所もしっかり確保しないといけなさそうです。
以前伺った『KOBATAKE』さんでは、このように薪を保管していました。
ぎっしり薪が詰まっていますね。
こちらが大体1シーズン分だそうです。(KOBATAKEさんの事務所用なので一般の家よりは多いかもしれません。)
ぎっしり詰まっている薪も、乾燥が進むにつれて薪自体の体積が減っていき、どんどん高さが低くなっていきます。
また、乾燥していく過程で、どうしても前面側の乾燥が早くなるため、どんどん前に傾いてくるそうです。
そんな時は前面をハンマーなどでたたいて揃えてあげるそうですが、放置していたらどんどん傾いて倒れてしまうそうですので注意が必要ですね。
そして薪の保管場所の注意点は2つ。
1つ目が「屋根があること」。
これは理解しやすいと思いますが、雨で上から濡れてしまうと水分が中に入っていってしまうので屋根は必須とのことです。
私の疑問としては前面からも横殴りの雨で濡れてしまいそうだけどと思い質問してみましたが、前面は大丈夫だそうです。
どちらかというと前面は壁などがない方がよいとのこと。
その理由は注意点の2つ目に関係してきます。
注意点の2つ目は、「通気性がよいこと」です。
下は少し浮かせて、上も屋根との隙間を開けています。
そして何より後ろの隙間。
基本的には後ろ側と前側に水分が抜けていきますので、後ろと前に十分にスペースがあることがとても重要とのことでした。
薪の保管に関して、意外と注意点があると感じましたが皆さんはいかがでしょうか?
1年間じっくり育てた薪を使って薪ストーブで火を眺める。
それもすごく趣深いと感じ、私自身、薪ストーブへの興味がどんどん増しております。
興味のある方は是非ご相談ください。
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