大角 里菜 ◇◇◇

収納力が高い住まいってどんな家?

2023/01/10(火) 家づくりのこと

カスケの家スタッフブログをいつもご覧いただき、ありがとうございます。
新築事務の大角です。

 

収納力に優れた住まいは多くの方が望むお家のカタチだと思いますが、収納にばかりスペースを割いてしまうと、今度は生活空間が狭くなってしまいますよね。

生活する上で、悩みがちなのが収納。それだけに、お家の要望として「収納」にこだわる方が多いんです。

しかし、単に収納が多いだけではダメで どこに、どんな収納を用意するかがポイントになってきます。

そこで今回は収納力の高いお家にするためにあると役立つアイデアについてご紹介していきます!

 

収納力に優れた住まいにするための方法とは?

「収納はいくらあっても足りない」という方もいますが、家中を収納スペースにすることは不可能です。
収納スペースは住空間との兼ね合いも考えながら、家の中の空間をうまく有効利用するような方法や場所に設けていくことがポイントになります。

家族の洋服、掃除、日用品、こどものおもちゃなど、使用する場所に合わせて収納を計画し、物の住所を決めることで、家の中が自然と整い暮らしやすいお家になるんです

 

 

収納する物や場所にぴったり合わせられる 造作家具

既製の家具を収納棚などとして利用する方も多いと思いますが、そうした家具は置く場所に対してぴったりの寸法のものを見つけづらいことから無駄なスペースを生みがちです。

造作家具であれば、壁の幅にぴったりの収納家具とすることができるだけでなく、天井まで高さ方向にも空間を有効利用できる収納となります。また、インテリアにも統一感をもたらしてくれる家具となってくれます。

 

 

共働き夫婦に今人気の幹太くんも造作家具にすっぽり収まっています。

 

小上がりの和室を設けるなら有効活用必須! 床下スペース

壁面に床から天井まである収納棚などを設けることは、大容量の収納スペースを生み出す方法の1つですが、壁面だけでなく、床下スペースも物を納めるスペースとして利用できます。

特に、小上がりの和室を設ける場合は段差が自然と生まれるため、畳の下に収納スペースを設けやすくなります。大きな床面に物を納めることが可能となるので、非常に大きな収納スペースとなってくれますよ。

 

 

通常の床より高くなった段差の部分を収納として有効活用。

高さと広さによっては大容量の収納スペースになり、季節家電や布団収納などもできるようになります。どういったものを収納したいかを決めて、小上がり和室の高さを設定するのもおすすめです。

 

キッチンの収納力を高めてくれる パントリー

家の中でも特にキッチンは豊富な収納力を付けておきたい方は多いかもしれません。
そのキッチンの収納力を格段に上げてくれるのがパントリーです。

パントリーには食材をはじめ、食器類や調理器具まで台所にあるありとあらゆるものを納めることができます。これによって、キッチン自体もすっきりとして、シンプルで使いやすいものになります。

 

 

キッチン横のパントリーには、買い置き品や、日持ち食品をストックしたり、たまにしか使わない調理道具や食器類を収納することができます。

 

外で使うものも片付けやすい シューズクローク(土間収納)

シューズクロークとは『玄関脇に設置された収納スペース』のこと。土間収納とも呼ばれます。

基本的に、土足=靴のまま利用するスペースなので、家の中と外との中間的な役割を果たし、わざわざ靴を脱いで家の中まで入らなくても荷物を手軽に出し入れできるという手軽さから、近年人気を集めています。大容量の収納スペースなので、大きなものも十分収納できます

 

 

こちらはシューズクロークの出入口に扉がついているタイプなので、荷物の出し入れのたびに扉を開ける手間がありますが、玄関からクロークの中が見えないので来客時にも安心です。

 

 デッドスペースになりやすい… 階段まわり

家の中のデッドスペースを上手に収納スペースとすることは、住まいの収納力を高めるための有効な手段の1つです。

家の中でもデッドスペースとなりやすい場所が階段裏など階段廻りです。
階段裏の斜めのスペースや階段下など、有効利用することが可能な場所があったりします。そうした階段廻りも含めて、家の中のデッドスペースを上手く収納スペースとして利用していけるといいですね。

 

 

こちらの階段下デッドスペースには収納空間を作りました。扉があるので、隠しておきたい掃除道具や日用品をストックしておくのに便利です。

 

片付けだけでなく家事も楽になる ランドリールーム

ランドリールームとは、洗う・干して乾かす・アイロンをかける・たたむ・収納する、など洗濯に関係することをメインに行うための部屋をランドリールームと言います。

一連の動作が一か所で行えるため時短になり負担減。家事や片付けが苦手でも、ランドリールームを設けることで、家事導線がスムーズになり効率良く家事や片付けがうまく行くようになります。

 

 

明るく清潔感があり、温かみある雰囲気のランドリールーム。

天井には室内物干しを設置。造作棚も設け、棚の上ではアイロンがけなど家事もはかどる空間です。洗濯機横には底が深い流しを設置し、掃除や洗濯物のつけ置きにも便利です。

 

まとめ

収納はいくらあっても足りない!という方も多いと思いますが、広さは限られるもの。

その中ですっきり片付けられるようにするには、スペースの活用方法と、どこに収納スペースを設けるか、ということが大事。片付ける場所が離れていたり、使い勝手が悪いと、どうしても片付けが億劫になってしまいますよね。暮らしやすさに関わる部分なので、納得のいく方法を探してみてください。


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