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新築事務の大角です。
マイホームを計画中に(建て替え)という言葉を目にすることがあるかと思います。
新築と聞くと、新しい建物をそこに建てることがイメージされます。
しかし、新築の注文住宅を建てるときに「建て替える」と表現されることがあるんです。
新築なのに建て替える、という表現に違和感を感じる人もいるかもしれません。
今回はそんな建て替えと新築の違いについてです。
〝建て替え〟と〝新築〟の違い
新築とは
何もない更地に新しく基礎(建物を支える鉄筋コンクリートの構造部分)から造って建築した家を「新築」と言います。
新築は建物の配置や間取り、お庭のプランなど敷地全体を使って総合的に計画していくことができます。
新築住宅は未入居かつ建築後1年未満でなければならず、誰かが1日でも入居、未入居のままでも1年を経過すると中古扱いになり新築ではなくなります。
建て替えとは
建て替えとは、元の古い家を壊して同じ場所に新しい家を建てることです。
更地に新築を建てるのとは異なり、最初に古い建物を解体しなければなりません。
「旧居の解体撤去+新居の新築」が建て替えと考えていただくと、わかりやすいのではないでしょうか。
また、古家付きの土地を購入し、解体後に新しい家を建てることも『建て替え』といえます。
建て替えのメリット
建て替えで家を新築するメリットは、住み慣れた土地にそのまま住み続けることができることです。
生活環境が今までと変わらないため、通勤や通学・買い物などの日常生活が変わることはありません。
また、今までの間取りの不満を解消しながら、間取りをゼロから検討することができ、より快適な家を実現することができます。
その他にも、土地を探す手間と費用がかからない点もメリットです。
建て替えのデメリット
建新築よりも費用と時間がかかることです。
費用:解体工事費用/解体した建物の滅失登記費用/仮住まい費用/一旦出ていくための引っ越し費用など
時間:解体工事の時間/一旦出ていくための引っ越し時間
土地をすでに取得している場合は、初めて家を買う人に比べると低予算で住み替えできる場合も。
建て替え検討のきっかけ
●老朽化による頻繁なメンテナンス
●両親との同居が必要になる
●親から実家を相続する
老朽化で修繕費がかさんだり、家の性能に不安や不満を感じたりすると「建て替え」を検討する方も。
年配の両親との同居も、きっかけに。住まい全体の段差解消やバリアフリー改修をしようと思うと「建て替えた方が合理的」と感じる方も多いです。
建て替え工事の注意点
■建て替えでも地盤調査は重要。地盤改良が必要な場合もあります。
■再建築不可物件だと建て替えできない
■新築ではかからない費用がかかる
■建築基準法の改正などの理由で、従来の家よりも小さくなる場合も。
■解体時には近隣住民への配慮が必要
■生活インフラ・ライフラインの切り替えのタイミング
■仮住まいの検討
まとめ
今回は建て替えと新築の違いについて解説しました。
が、古くなった住居を新装したいとき、リフォームやリノベーションという選択肢もあります。
まずはそれぞれのメリットとデメリットをふまえて、自分の希望がどちらに近いのかを考えみてください。
必要な工程や発生する費用はさまざまです。悩んだときはまずは専門家に相談してみることをおススメします。
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