子供が走り回れる小さな家

DATA

●家族構成／ご夫婦+お子さま2人

●間取り／2LDK

●敷地面積／182.56㎡（55.22坪）

●延床面積／97.91㎡（29.61坪）

●1階面積／67.76㎡（20.49坪）

●2階面積／29.75㎡（8.99坪）

●C値／0.52c㎡/㎡　※1

●UA値／0.37w/㎡ｋ　※2

※1 C値：気密性能を表す値　　
※2 UA値：断熱性能を表す値

無理にかっこつけず、住み方に素直な外観デザイン。

1階が大きく2階は小さく屋根の中にすっぽりと2階が納まるデザインです。

Eavesの特徴である軒の出。

庭が楽しくなるウッドデッキ付きで、家族の思い出もが増えそうな外観になっています。

窓をつける意味やメリット、デメリットをしっかりと考え、弊社の考えに基づいた窓配置に。
採光・通風・換気・眺望などを厳選した開口部となっています。

オブジェではなく、家としてのデザインができたお家になりました。

限られた空間の中で、リビングはできる限り広く取りました。使える平面スペースだけでなく、視覚的にも広く見える工夫を散りばめました。

リビング・ダイニング・キッチンを一体的にLDKとし、さらに小上がりや2階のフリースペースも一体的に感じられるように間仕切りを極力減らしています。

小上がりの柱もキッチンを少し遠くに感じさせるとともに、ゆるやかにリビングとダイニングを区切る効果があります。

一本だけ出ている梁は、勾配天井の高さの協調と、明るさ確保の照明の置き場所を兼ね、リビングと通路をゆるやかに区切るよう計画しました。

間仕切りが少ない間取りは、リビングを中心に家全体の温度を一定に保つことが可能に。
暑くも寒くもなく快適であると感じられる温湿度環境で過ごすことができます。

ホールからLDKに入ると、右にリビング、対角線上には大きなFIX窓を配置。窓からは緑豊かな山々と昔ながらの日本家屋が望め、視界も抜けて広々と感じます。

小上がりの畳コーナーは、遊んだり、勉強したりできる空間。

壁に向かってカウンターを配置、腰壁を設け階段下もうまく使い、LDKと同じ空間にいながらも、少しこもれるような空間になっています。リビングとダイニングの中心なので、両方の一部として使うことも可能です。

ダイニングキッチンは9畳ほどの正方形に近い形状。

対面キッチンにこだわらず、壁付けキッチンにすることで、料理する動線と子どもが走り回れる動線、椅子の可動域などを兼用でき広く感じる配置になりました。後ろを振り向くと円卓があるので、配膳や、テーブルで勉強や料理のお手伝いをしてくれる子どもたちとのコミュニケーションも取りやすい配置にしています。

リビングに入ると目に入る、畳コーナーの柱と円卓のペンダントライト。アイストップ効果が期待でき、煩雑になりがちなキッチンも少し目立ちにくくなります。

動線上に配置したファミリークローゼット。

寝室→ファミリークローゼット→洗面→LDK→玄関とぐるっと回遊できる動線です。動線の中に洋服や物があるので取るもしまうにも便利です。

トイレは寝室やリビングから近い場所を意識し、このお家の唯一の廊下に配置。

お客様も家族のスペースを通ることなく使っていただけます。

タカラスタンダードのユニットバス。

脱衣室と洗面を分け、併設しています。

脱衣室は、1帖とみんなで着替えるには狭いですが、引戸をあけ、洗面も一体に脱衣スペースとして使えば、広々です。

プライベートが必要になってくる年頃になると、1人で入るため、丁度いい大きさです。

清潔感のあるモノトーンの洗面化粧台。

ごはんを食べて、歯を磨いてと生活動線的にも便利な間取りに。

洗面所は北側からの優しい光をやんわり取り入れる役目も担っています。

玄関にはシューズクロークを設けています。

框（かまち）ラインを斜めに計画した1帖のシューズクローク。土足はもちろん、靴を履かなくても入れるようになっています。

玄関のシューズクロークには、いつも使うバックや上着を収納することができます。

断熱性の優れた家によくある
「家の中はあったかいから薄着で外に出ようとしたら、寒かった」
という場合も、部屋まで戻らなくても上着を手に取ることができます。

1階の寝室は4.5帖、家族4人で寝る想定です。

お子さまが小さいうちは、リビングで遊んで、寝室は寝るだけのスペース。ベットが入ればいいという考え方で計画。
お子さまが個人の部屋をも持つようになれば、ご夫婦のベットのみで、デスクを置くなども可能に。

寝室→ファミリークローゼット→洗面→LDK→玄関の回遊動線で家事効率がアップします。

2階のホールを活かしたセカンドリビング。

お子さまとカラオケを楽しんだり、お友達と遊んだり、姉妹の部屋として使ったりと、その時の住み方に合わせて、様々な使い方ができます。