間取りはそのままに、暮らし心地がアップした和風の家

DATA

●家族構成／ご夫婦+お子さま２人

●間取り／4LDK

●敷地面積／237.02㎡（71.7坪）

●延床面積／120.06㎡（36.32坪）

●1階面積／79.49㎡（24.05坪）

●2階面積／40.57㎡（12.27坪）

●耐震等級／3

●C値／0.4c㎡/㎡　※1

●UA値／0.43w/㎡ｋ　※2

※1 C値：気密性能を表す値　　
※2 UA値：断熱性能を表す値

リビングは和室とし、畳に横になりくつろぐことのできるスペースとしました。

また、ダイニングキッチンを扉で仕切れるようにすることで来客があった際には寝泊りできるよう計画しました。

キッチンは壁付けとすることで、ダイニングスペースを広く確保しました。
またキッチンに併設して造作のカウンターを設置し、調理や配膳などをスムーズに行えるようになっています。

ダイニングキッチンの収納の扉には、建て替え前に使用していたものを再利用。

ダイニングキッチンと和室間の欄間も再利用し、以前の面影が残る空間となっています。

1階和室の壁紙は紙クロス「コバウ」で仕上げています。

本来は下地用のクロスなので住み始めてから塗装をすることも可能です。

ニッチをつけることで収納力を確保し、お施主さまこだわりのタオル掛けを設置し、お家の雰囲気になじむような和テイストのトイレに仕上げました。

洗面室には可動棚を計画し、収納力を確保。

また壁紙を木目調で統一することで、銭湯のような落ち着いた雰囲気を演出しました。

玄関引き戸を設置することでポーチから出入りがスムーズになるよう計画しました。

また、階段下を土間収納をすることでスペースを有効活用しています。

天井に竿縁天井を計画することで、和の雰囲気を演出しました。

杉の無垢材を使用し、お家のテイストと馴染んだ和風な階段です。

奥さまの寝室には壁面に可動棚を取り付け、たくさんの本が収納できる空間になっています。

外観はメンテナンスのしにくい２階は、経年劣化のしにくい天然素材のそとん壁を採用。

１階は比較的メンテナンスのしやすい焼杉を採用しました。

下屋をしっかり出し、1.8ｍの深い軒になっています。

日射遮蔽としてはもちろんですが、外観デザインとしての意味合いも強いです。