こんにちは、設計部の國生です!
先日、ウッドワンの新商品商談会に参加してきました!
メインは仕様が新しくなった『WO』という内装建材の実物の見学です。
そしてセミナーでは『JWOOD工法』という工法について聞いてきました。
まず、『JWOOD工法』は木造でありながら大スパンを飛ばすことのできる工法です。
この工法には、JWOOD LVLという高耐久の梁材と、その梁材に合わせた接合金物が使われています。
残念ながら、材料だけを仕入れて部分的に使うことができないそうなので、自社で構造計算をしているカスケの家としては少し手の出しにくい商品でした。
しかし、材料や工法としての魅力は大きく、木造非住宅での大空間を実現するための『STRONG ONE工法』というものもあり、今後の提案の幅が広がったように思います。
そしてメインの『WO』という新商品についてです。
こちらはプロダクトデザイナーの深澤直人さんをディレクターとして開発したシリーズです。
深澤直人さんといえば、無印良品の家電やタオル、Boffiの洗面器、B&B Italiaのアウトドア家具、マルニ木工の家具など、世界的に有名な商品を数多く手掛けております。
そんなデザイナーが今回はウッドワンとのコラボレーション。
玄関框や建具、収納棚、床材、階段から家具までイチからデザインされたそうです。
一番の見どころは約30㎝幅の床材です。
通常の床材であれば材の幅は9cm~15㎝が一般的ですが、今回は30㎝ということでとても幅広です。
私は正直見たことがありませんでしたが、実際に見てみると迫力がすごい。
家具との相性も相まってすごく整っていながらもニュージーパインの魅力を大きく引き出した良い空間になっていました。
ウッドワンの床材と言えばやはりニュージーパイン、そのニュージーパインのよさを最大限に引き出すようデザインされています。
30㎝×3mの一枚板を無垢材で使用するのは難しいので今回は1.5mmの挽板となっておりますが、無垢材では表現できない幅広の床材の美しさに感動しました。
床材以外もデザインとしての工夫がたくさん施されていました。
建具であれば枠をなくして建具自体のデザインが強調されるようになっており、ニュージーパインの美しさが際立っていました。
また、建具の取っ手がすごい重厚感でした。
これは実際に触ってみないと伝わりにくいと思いますが、何とも言えない重厚感と自然なフォルム、こだわりの塗装による肌触りと、建具の取手からだけでも深澤直人さんのこだわりを感じました。
今回は広島県廿日市市のウッドワンまで行き、たくさんのことを学ぶことができました。
今後の提案に活かしていきたいと思います!!
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