建部 綾香 ◇◇◇

高気密高断熱の家に住んでみてわかったメリットとデメリットを紹介

2023/06/27(火) 家づくりのこと

近年、日本の家づくりにおいて浸透しつつある「高気密高断熱住宅」。家づくりをお考えの方は、一度は耳にされたことがあるのではないでしょうか?

「あたたかそうな家」「省エネな家」などのイメージがある高気密高断熱住宅は、外気の影響を受けにくいため、室内の温度をキープし、夏は涼しく冬は暖かい住環境を整えてくれます。

今回はそんな「高気密高断熱住宅」についてどんなメリット・デメリットがあるのか。また、実際に高気密高断熱住宅に住まわれているお施主様の声もご紹介します。

高気密高断熱住宅を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

contents

1. 高気密高断熱の家に住んでみてわかったメリット

1つ目は省エネにつながること

2つ目は部屋ごとの温度差が小さいこと

3つ目は遮音性に優れていること

4つ目は結露の発生を防げること

5つ目は効果的に換気できること

2. 高気密高断熱の家に住んでみてわかったデメリット

1つ目は暖房器具が制限されること

2つ目は乾燥しやすいこと

3つ目は内部結露が発生する可能性があること

4つ目は空気がこもりやすいこと

「窓が小さくて息苦しい家になる」って本当?

3. 高気密高断熱の家に住んだ方の実際の声を紹介

寒かった冬もほとんど暖房を使う事なく暖かく快適に過ごせて感動しました

季節による温度変化が少ないと母が喜んでいます

寒い日の朝リビングに行くと、前日の暖房の暖かさが残っていて感動しました

冬になっても家の中があったかく、高気密高断熱の性能を体感できています

夏は涼しく、冬は暖かく年中快適です

4. 高気密高断熱の家に住んだ方のYouTube動画インタビュー

住んでみて半年、部屋の中の温度が暑くもなく涼しい状態です

5. まとめ

カスケの家の高気密高断熱モデルハウスを見学しませんか?

 

高気密高断熱の家に住んでみてわかったメリット

1つ目は省エネにつながること

冒頭でもお伝えした通り、高気密で高断熱な家は、外気の侵入を防ぎ、室内の空気を外に逃がしません。わかりやすく言えば、夏は涼しい空気を外に逃がさず、暑い空気を家の中に入れません。また、冬は暖かい空気を外に逃がさず、寒い空気を家の中に入れないということです。

そのため、冷暖房効率が良く電気代の節約につながります。

 

2つ目は部屋ごとの温度差が小さいこと

断熱性・気密性の低い家の場合、リビングはエアコンで快適でも、廊下やトイレは寒いまたは暑いなど感じることがあります。この温度差は、暮らしの快適性を損ねるだけでなく、健康にも影響を及ぼします。温度差が小さいと、冬のお風呂場で発症する恐れがあるヒートショックの防止にもつながります。

 

3つ目は遮音性に優れていること

家の気密性を高めることで、壁にすき間がないため、外の音が聞こえにくくなります。

空気の侵入と流出を防ぐことができる気密施工は、空気の他にも音の侵入も防いでくれます。

 

4つ目は結露の発生を防げること

部屋の中と外の気温差が大きいと結露が生じやすくなります。

気密性が高い家は、すき間が少なく、室内環境が外気の影響を受けにくくなっているので、家全体が適度な温度と湿度が保たれ、結露しにくいと言えます。

ただ、気密性が高いということは、室内の空気が滞留して入れ替わりにくいということでもあるので、換気システムを活用して空気の入れ替えをコントロールすることが大切です。

家を長持ちさせるためには、結露を防止することがとても大切です。

 

5つ目は効果的に換気できること

高気密高断熱住宅は一般的な住宅よりも効率的に換気ができるため、お部屋の空気がきれいになりやすくなります。すき間が多いとそのすき間から空気が漏れてしまい、換気効率は下がります。

現在の日本の住宅は、常に空気がきれいな状態になるように、計画換気が義務付けられています。きちんと計画換気がされていれば、ハウスダストがたまったり、アレルギーの原因になったりすることはないでしょう。

 

高気密高断熱の家に住んでみてわかったデメリット

1つ目は暖房器具が制限されること

石油ストーブは燃焼にともなって排気ガスが室内に放出され、一酸化炭素が発生する可能性があるため、使用しないようにしましょう。

そのため、高気密高断熱住宅で暖房器具を使用する場合は、床暖房やエアコンを選択されることをおすすめします。

 

2つ目は乾燥しやすいこと

高気密高断熱住宅は乾燥しやすいと言われますが、これはメリットでもある「室温を高く保てている」ということが原因になります。空気中の水分量は、温度が低いほど少なく、高いほど多く保てるようになります。冬の空気は冷たいため、空気中に含まれる水分量がそもそも少なく、その空気を室内で暖めると、湿度が下がりさらに乾燥してしまうという仕組みです。

対策としては、室内で洗濯物を干したり、加湿器を置いたりすることで乾燥を和らげることができます。

 

3つ目は内部結露が発生する可能性があること

室内の暖かい温度が断熱材の内部に侵入すると内部結露が発生し、住宅の土台や柱を腐らせる原因にもなってしまいます。そのため、通気層を確保し、気密シートを使用して適切な施工を行うことが大切です。

 

4つ目は空気がこもりやすいこと

高気密高断熱の住宅は、昔の住宅と比べて構造上空気がこもりやすくなっています。これは室内の温度を一定に保つため、目に見えないすき間を減らし、屋外との空気の出入りを最小限にしているためです。空気がこもるとハウスダストがたまり、喘息やアレルギーの原因になることがあるため、計画換気が大切です。

 

「窓が小さくて息苦しい家になる」って本当?

「気密性が高いと息苦しいのでは?」とイメージされる方もいらっしゃいます。これは間違いで、高気密高断熱住宅の方が新鮮な空気を取り入れることができます。一般的な住宅よりも換気を効率化できているため、新鮮な空気を吸い続けていられるのです。

 

高気密高断熱の家に住んだ方の実際の声を紹介

寒かった冬もほとんど暖房を使う事なく暖かく快適に過ごせて感動しました

▶岡山市Kさま邸の事例を見る

 

季節による温度変化が少ないと母が喜んでいます

▶総社市Sさま邸の事例を見る

 

寒い日の朝リビングに行くと、前日の暖房の暖かさが残っていて感動しました

▶倉敷市Mさま邸の事例を見る

 

冬になっても家の中があったかく、高気密高断熱の性能を体感できています

▶浅口市Kさま邸の事例を見る

 

夏は涼しく、冬は暖かく年中快適です

▶総社市Aさま邸の事例を見る

 

高気密高断熱の家に住んだ方のYouTube動画インタビュー

住んでみて半年、部屋の中の温度が暑くもなく涼しい状態です

ご主人:エアコンを使っていない期間が長かったですが、「暑くもなく涼しい状態」をずっとキープしている状態で、家の性能の高さを実感しています。書斎やランドリールームなど、想像していた以上のものを提案してもらって、想定していた以上の住み心地を感じています。「犬を飼いたい!」という希望もかなったお家でもあります。

奥さま:この家に住み始めて今まで以上に会話が増えました。愛犬を見ながらなんでもない会話をしているのは本当にこの家を建てて良かったなと思う瞬間です。

 

 

まとめ

カスケの家の高気密高断熱モデルハウスを見学しませんか?

高気密高断熱住宅はメリットがある一方で、デメリットもあるということをご紹介しました。実際に体感してみないとわからないことも多いので、不安を抱いてしまう方も多いかと思います。

高気密高断熱住宅に興味のある方は、ぜひ一度カスケの家のモデルハウスで体感してみませんか?

ご来場お待ちしております!

 


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創業明治16年の安藤嘉助商店カスケホームの新築住宅「カスケの家」。
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